龍華が突如男女の双子を生んで以来、本当にいろんなことがあって
いろんな思いを抱きました。
少年はまだ鼻がぐずっているものの、ずいぶんと元気に走り回り
龍華に飛び掛っていくくらいに成長しました。
そして先日、とうとう龍華とお別れのときが来たのです。
そう。少年は里親の元へ旅立ちました。
龍華は当初から育児放棄をしたり、少年がじゃれるようになってからは
最初は手加減しているのに、そのうち興奮してきちゃって、容赦なく
噛み付いたり、蹴飛ばしたりして、私達が子猫を救出していたのに、
何かを察知したのか、最後の3日間は素晴らしい母親っぷりでした。
ずっとよりそって、一緒に遊んで、トイレを教えて、オフィスへの忍び方も教えて・・・。
だから龍華と少年を離す時は本当に辛かったです。
龍華の悲痛な鳴き声が今も胸に刺さったままです。
そして龍華は今でも少年をさがしているようです。
あきらめて私の膝の上で寂しそうに眠り、目覚めたらまた探す・・・。
本当に胸が痛くなります。
でもね龍華、少年はきっと暖かくて安全な場所で龍華の教えを忘れずに
おりこうに元気にしてるってさ。
里親もすごくかわいがってくれてるってさ。
里親はすごい実績の持ち主だよ。
なんたってあの手のひらサイズだったすーさまを約半年で
龍華よりでっかく育て上げたんだから・・・・!
そう!少年の里親とは
すーさまの里親=わたくしの実の親であります!
少年はロンちゃんと呼ばれているみたいです。
龍華の子供だから龍龍(ロンロン)・・・。でもまだ仮なのかな?
すーさまがシャーシャー威嚇しているのに、すーさまを追っかけまわしているらしい。
なんてたくましいんだ!!龍華!!あんたのあの荒っぽい育児が功を奏したのね!
何はともあれ、少年を暖かい里親の元に手渡してみると、
寂しさと龍華への申し訳なさは残るものの、安心感と一種のやり遂げた感もあります。
そして、この2ヶ月弱、なんと龍華と少年と、そして乙女のために奔走していたのかと
我ながらびっくりしたりします。
朝だんなぽんが起床する前に家を出たり、土曜日もこっそり会社に行ったり
病院に連れて行ったり離乳食を求めて探し回ったり・・・・。
時間的にも精神的にもブログに書けないほどでした・・・。
落ち着いて、思い出しながらいろんなエピソード、忘れないように
これから、書いていこうかなと思っています。
こうやって頑張れたのは応援してくださった皆様のおかげです。
例え周囲の理解が得られなくても、冷たい視線を感じたとしても、
ここで皆様が味方でいてくれて、とっても嬉しかったです。
本当にありがとうございました!!
そして、朝早く出たり土曜も会社に行ったりする私を、一度も責めずに
むしろ励まして支えてくれただんなぽんに、一番感謝の気持ちです。ありがとう・・・
少年ことロンちゃんはもちろん、龍華だってまだまだこれから
いろんなことが起こるでしょう。いろんなことを私に教えてくれるでしょう。
そしたらまたそれを、ここに書いていこうと思います。
最後に少年写真集~